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2024.04.01
⑧世界のエアコン事情
こんにちは!今回もブログを担当します宮内です!
今回も当ブログに足を運んでいただきありがとうございます。
前回のブログで日本のエアコン普及率は92.2%とお伝えしました。
そこで今回は、世界各国のエアコン事情や普及率はどのようなものなのかご紹介します!!
●アメリカのエアコン事情
アメリカは面積が日本の約25倍と、とても大きく気候も地域により様々です。
中西部・西部・南部の建物は比較的新しい建物が多く一般家庭でもセントラル空調が主流となっています。
セントラル空調とは、建物の1ヶ所に設置した冷暖房装置により、部屋全体や建物全体に冷気や暖気を送る方法の空調です。
日本ではホテルや商業施設にはセントラル空調が使われていますが、一般家庭にはあまり普及していません。
また、北東部では古い建物が多く、室内機と室外機が一体化となったウィンドウ式の空調が多いです。
北東部でもこれから新しい建物が増えることでセントラル空調が益々普及していくかもしれませんね!
ヨーロッパでエアコンを設置している一般家庭はわずか10%未満とまだまだ普及されていないです。
そんなヨーロッパ各地のエアコン事情を紹介します。
●フランスのエアコン事情
フランスでは先ほど述べたように一般家庭にはほとんどエアコンがありません。
フランスの夏の気温は30度を超える日があっても湿度は40%と日本よりカラッとした暑さが特徴です。
昼間に30度を超しても夜は20度を切る日もあり、エアコンがなくても寝苦しい日というのはあまりないようです。
また、古い建物が多く室外機を取り付けるのが難しい家庭が多いのも普及率が低い原因です。
●イギリスのエアコン事情
イギリスでも一般家庭でのエアコン普及率が低く、ホテルにもエアコンがないことがよくあります。
イギリスで普及しない原因として、イギリスでは冬が長く冷房よりも暖房のほうが大事だからです。
また、夏に30度を超える日も2週間程度と短く冷房が必要な期間があまりないことも普及しない原因です。
このようにエアコンの普及率が低いヨーロッパですが気候変動の影響もありこれから「贅沢品」から「必需品」となり普及率も高くなるかもしれませんね。
●タンザニアのエアコン事情
タンザニアとは東アフリカの国です。
1年中気温と湿度が高い地域もありエアコンが必要な環境です。
そんなタンザニアのエアコン普及率はわずか1%です。
1%の中でも7割はエアコンを設置したにも関わらず使われていません。
普及率が低い原因はエアコンが高価で購入が難しいことや低価格のエアコンを購入しても電気代が高いなど金銭的な理由で普及しないのが一番の原因です。
そこで日本のとある空調会社は、エアコンのサブスクを開始しました!
エアコンのサブスクとは、エアコンの本体代金はかからず初期費用でかかるのは取付工事代と保証金のみです。
エアコン取付後は定額料金のみ払えばエアコンが使えるというしくみです。
また、省エネ性能の高いエアコンを使用するため、タンザニアの人々や環境負荷低減にも役立っています!
今まではエアコンの購入層になりえなかった方たちもサブスクがあることでこれからは手に取りやすくなると思います。
世界ではまだまだ普及していないエアコンですが、地球温暖化や気候変動でエアコンが必要とする地域や人が増えていくかと思います。
世界中の人々が気候や気温で悩まされず快適に生活できることを願っています。
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